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別荘を建築するには?依頼先・全プロセス・トレンドの建築手法について解説!

別荘は、非日常的な生活・憧れの生活を実現するための特別な物件。

賃貸や中古物件の購入ではなく、自身でイメージした別荘を建築してみたいという方は多いのではないでしょうか。

当記事では、別荘を建築する際の依頼先、別荘を建築する一連のプロセス、別荘を建築する際のポイントについてご紹介していきます。

オーダーメイドでオリジナルの別荘を建ててみたいという方は、ぜひ参考にしてみて下さい。

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別荘の建築はどこへ依頼すれば良い?

別荘を建てるには、別荘の設計・施工に対応した業者へ依頼する必要があるため、どのような依頼先があるのかをまずは把握しておきましょう。

別荘づくりの主な依頼先としては、以下が挙げられます。

 

・ハウスメーカー

取り扱いが可能な建築手法が充実しており、実績・事例も豊富であるため、安心して任せられるのが特徴。信頼性・安定性を重視する場合におすすめ。

・設計施工会社

予算の範囲内でデザイン性・機能性を追求したい場合におすすめ。設計士が在籍しているため、柔軟なプランニングが可能。

・建築家・設計事務所

オリジナリティ・デザイン性を追求する場合には建築家に依頼するのがおすすめ。提携の建設会社・工務店により施工も併せて依頼することが可能。

 

信頼性・安定性を重視するのかオリジナリティ・オーダーメイドを重視するのかによって最適な依頼先も変わってきます。自身が実現したい別荘のイメージに合わせて依頼先を選ぶようにしましょう。

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別荘を建築する全プロセスを解説!

これから別荘を建築しようと考えている方は、エリアの選定から施工完了までの一連のプロセスを把握しておくことが重要。事前に全プロセスを把握しておくことで、不要な失敗や業者との齟齬も低減してスムーズに別荘の建築を進めることができます。

以下に、別荘づくりの全プロセスをご紹介していますので、ぜひご参考下さい。

 

1.事前準備

満足度の高い理想的な別荘を建築するには、業者任せではいけません。発注を行う前に、どのような別荘を作りたいのか、またどのような生活を送りたいのかをまずはじっくりと検討するところから始めましょう。

エリア・土地・物件について詳細な部分までイメージを固め、同時に用意できる予算についても検討を行っておきます。

発注先となる業者に対して、自身が思い描くイメージを具体的に伝えられるレベルにまで突き詰めておくことがポイントです。

 

2.発注先探し・相談

別荘の土地・物件のイメージが固まったら、理想の別荘を実現してくれる発注先を探します。建築事例・実績等をできるだけ多く参考にして、最もイメージに近い事例・実績を持つ発注先を選ぶのがポイントです。

発注先が決まったら問い合わせを行い、別荘建築のプランについて業者側と相談を行いましょう。ヒアリング・相談については多くの業者が無料で実施しています。

 

3.企画提案

初回相談時にヒアリングで得た情報をもとに、業者側が要望を踏まえた企画提案を行ってくれます。初回の企画提案について納得できる内容であれば、業者側が改めて現地調査・役所調査等を行いクライアントのイメージを具体化した設計・建築のプランの提示を行ってくれます。

プランについて双方ですり合わせを行い、別荘の設・建築のイメージについて調整を行ったら、本格的な設計のステップへと進みます。

 

4.設計契約・設計・積算着手

基本的な別荘のイメージ・コンセプト・方向性が決まり、設計を依頼する段階となったら、設計監理契約を締結して設計契約金の支払いを行います。

設計フェーズは全体で約4~6ヶ月程度の期間が目安。構造・仕様・設備等の基本設計に2~3ヶ月、実際に施工するための実施設計に1~2ヶ月程度の期間を要します。

各設計図面が完成したら、別荘の建築に必要な材料・数量を算出する積算を1~2ヶ月かけて実施。工事見積の作成が行われます。

 

5.工事契約

積算が完了して工事見積が行われたら、見積内容をもとに別荘建築の要望と予算のバランス調整を行います。

クライアント側と業者側で工事の内容・費用について合意が取れたら、工事請負契約を締結します。契約締結と同時に契約金・工事着手金の支払いを行います。

 

6.着工

契約・申請・着手金の支払いを済ませたら、基礎工事を始める前に地鎮祭を行い、いよいよ別荘の工事着工です。工事期間は別荘の設計・規模にもよりますが、一般的に4~8ヶ月程度。工事期間中は工事内容・工程の確認のために随時業者側と打ち合わせを行う必要があります。

 

7.上棟

上棟とは、柱梁を組んだ上に棟木を上げることを言います。上棟まで工事が無事完了したことに感謝して、建物が無事完成することを祈る上棟式を行います。

上棟式が実施されるタイミングで、工事中間金の支払いと現場審査が行われます。上棟式の費用と併せて支払いのための資金を用意しておく必要があります。

 

8.完成

物件が完成したら、竣工検査を実施して物件に問題が無いかのチェックが行われます。

竣工検査については、発注を行った業者の社内検査だけでなく行政の完了検査にも通過する必要があります。

検査が通過すれば、無事別荘づくりは完了となります。

 

9.引渡し

竣工検査を完了したら、クライアント側のチェックを経て完成した別荘の引き渡しが行われます。指摘事項・修正事項がある場合は対応後の引き渡しとなります。

同時に、設計・工事費の残金と不動産登記関連費用の支払いを行います。

 

10.入居

完成した別荘の引き渡しが完了したら、必要な備品・設備等を購入して別荘への搬入を行い、いよいよ別荘生活のスタートです。

物件を良好な状態に維持するためには、定期的な検査・メンテナンスを行っていく必要があります。少なくとも年に1回は業者へ依頼して検査を行うようにしましょう。

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トレンドの別荘の建築手法を把握しておこう

別荘を建築するのであれば、現在どのような建築手法がトレンドとなっているかも把握しておくことがおすすめ。

以下に、現在多く用いられているトレンドの建築手法を解説していますので、ぜひご参考下さい。

 

モダン

モダン建築(モダニズム建築)とは、現代的・近代的な建築手法のことです。

鉄・コンクリート・ガラス等の工業生産された素材を用いて、機能性・合理性を重視した設計・デザインが行われるのが大きな特徴。

強固な資材・高い加工技術を用いて自由自在に物件をデザインできることから、近年住宅や別荘にも多く用いられている建築手法となります。

 

ソフトモダン

ソフトモダンとは、スタイリッシュで洗練されたモダン風の物件に、温かみのある木材・天然素材を組み合わせて柔らかいイメージに仕上げた建築手法です。

別名ナチュラルモダンとも呼ばれています。

近年高級住宅・高級別荘に多く用いられている建築手法となっており、既存の物件をリフォームする際にも多く活用されています。

 

シンプルモダン

シンプルモダンとは、余分な装飾や無駄なデザインを省いて、素材自体の質感や風合いを重視した建築手法のことです。

ローコストで建築できることや、モダン建築をより一層スタイリッシュに演出できることが大きな特徴。

近年のミニマリスト・ミニマリズムブームと相まって、別荘の建築にシンプルモダンを好んで採用する方も増え続けています。

 

和モダン

和モダンとは、日本の伝統的な和のスタイルとクールでスタイリッシュな欧米のモダンスタイルを融合させた建築手法です。

外装に瓦・白壁、内装にむく材・障子・畳・襖等の和風の建具や家具を取り入れているのが大きな特徴。

建築デザインの幅が広がり高級感・オシャレ感の演出にも適していることから、別荘の建築手法にも近年多く用いられています。

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別荘を建築する際に押さえておきたいポイント

別荘を建てるには決して安くはないコストと多くの労力が必要となるため、極力失敗のリスクを避けて満足度の高い物件を建てることが重要です。

ここでは、別荘を建築する際に必ず押さえておきたいポイントについて解説します。

 

別荘を建てる目的を明確化する

別荘の建築には多額の資金・時間・労力をする必要があるため、極力失敗のリスクを減らして納得のできる物件を建てることが重要なポイントです。

別荘を建てる目的によって土地・物件も異なってくるため、別荘を建てる前に「どのような環境で」「どのような頻度で」「どのような生活をしたいのか」という目的の明確化を行っておくことが必須となります。

別荘はマイホームと同じく一生のうちに何度も建てる物件ではないため、理想的な別荘を手に入れるためにも目的の明確化は徹底的に行っておきましょう。

 

エリア・敷地選びに妥協しない

別荘を建てるとなると、物件の設計・デザイン・建築手法ばかりに目が行ってしまいがちです。しかし、別荘での生活はエリア・敷地に大きく影響されるため、どこに別荘を建てるのかが非常に重要です。

そのため、別荘を建てる前には徹底的にエリア・敷地の比較検討を行い、自身の目的・ニーズを満たして理想の生活を実現できる場所を見つけ出すことがポイントとなります。

 

トータルコストを把握する

別荘を建てる際には、物件を設計・建築する費用だけでなく、土地代・各種税金などさまざまな費用がかかります。また、別荘を建てた後も維持管理費用・税金を支払い続けていく必要があります。

別荘の建築費用ばかりに目を向けていると、想像以上に費用が膨らんで経済的な負担を抱えてしまうケースもあるため、初期費用だけでなく維持管理費用まで含めたトータルコストを把握しておくことが重要です。

別荘を建てても経済的負担から手放すことになってしまっては本末転倒です。別荘を建てるにあたっては、事前に購入・維持管理まで無理なく行えるような資金計画を立てておきましょう。

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まとめ

別荘づくりの全プロセスとポイントについてご紹介してきましたがいかがでしたか。

忙しい日常を離れてのリフレッシュ・レジャーやアクティビティを満喫・大切な友人や家族との時間を過ごす等、別荘を建てれば自由自在に自身の思うがままの生活を手に入れることができます。

これから別荘の建築を検討している方は、ぜひ当記事も参考にして理想の実現に繋がるベストなプランを検討してみて下さい。

別荘を所有するだけでなく貸別荘を運営してみたいという方は、ぜひ企画・提案・設計・施工・サポートまでトータルプロデュースを行っている弊社までご相談下さい。

ご意見・要望を踏まえて不動産価値の最大化に繋がるプランをご提案いたします。

 

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