別荘は購入するだけでなく賃貸も可能!賃貸別荘を利用する方法・手順・メリット・デメリット・ポイントについて解説!
別荘の保有・別荘での生活に憧れているけれども、とても高価で手が出せないという方は多いのではないでしょうか。
そのような方におすすめなのが、賃貸で別荘を利用するという方法です。
当記事では、賃貸別荘の概要から、賃貸別荘を利用するメリット・デメリット、物件の探し方・借り方、賃貸別荘を利用する際のポイントまでを解説します。
賃貸別荘を利用して理想的な別荘生活を満喫してみたい方は、ぜひご参考下さい。
賃貸タイプの別荘とは?
賃貸タイプの別荘とは、アパートやマンション等の賃貸住宅と同じように、賃貸契約で利用できる別荘のことです。
物件・管理会社により短期から長期までさまざまな契約期間が提供されており、別荘の利用ニーズやライフスタイルに合わせて利用することができます。
現在では全国のさまざまな別荘地で賃貸タイプの別荘が提供されているため、別荘生活を体験してみたい方や、別荘購入の候補地をチェックしてみたい方にもおすすめです。
別荘を賃貸するメリット
別荘は購入して所有するものであるというイメージが一般化していますが、賃貸で利用することにはたくさんのメリットがあります。
購入のイメージが定着している方は、一度別荘を賃貸で利用するメリットを把握してみるのがおすすめ。
ここでは、別荘を賃貸で利用する主なメリットについて解説します。
必要に応じて物件を自由に選べる
賃貸別荘は、一般的な賃貸住宅のように必要に応じて物件を選定・利用できることが最大のメリットです。
あらかじめ予定しておいた期間のみ利用することも可能であり、気分や好みに合わせて定期的に新しい物件へ借り換えることも可能です。
リゾートオフィス・ワーケーション・二拠点生活・レジャー拠点など、工夫次第でさまざまな楽しみ方・活用方法を自在に選択することができます。
このように別荘生活を柔軟に満喫できることは、賃貸別荘ならではの大きなメリットでしょう。
多額の資金を用意しなくても別荘を利用できる
別荘を購入する場合は、多額の資金が必要となるため、経済的にゆとりのある方でなければ購入に踏み切ることは難しいのが現実です。
一方で、賃貸別荘であれば多額の資金を用意する必要が無く、毎月の賃料のみで別荘を利用することができます。
別荘を購入する資金力がない方でも気軽に別荘を利用することができるのは、別荘を賃貸する大きなメリットのひとつです。
別荘を利用するハードルを大きく下げることができるため、実際に富裕層ではない一般の方が賃貸別荘を利用するケースも増えてきています。
不要になったら手放せる
別荘を購入した場合は、物件を利用しなくなっても維持・管理のコストが発生しますし、購入時に投じたコストも戻ってきません。
売却を行うにしても大きな時間・労力がかかりますし、タイミングよく買い手が見つかるとも限りません。
一方で、賃貸別荘は利用しなくなった場合には賃貸契約を解除すれば容易に手放すことができるため、コストの無駄が発生しません。
別荘を利用する予定に合わせて賃貸契約を結ぶことで、不要なリスクを負わずに利用することが可能です。
利用状況に合わせて手軽に自由に利用できることは、賃貸で別荘を利用する大きなメリットでしょう。
別荘を賃貸するデメリット
別荘を賃貸で利用する場合には、メリットだけでなくデメリットもあります。
別荘を購入して利用するのとは異なるデメリットが伴うため、賃貸を検討しているのであればデメリット面を事前に把握しておくことがポイント。
以下に、別荘を賃貸する場合のデメリットについて解説します。
物件を自由には使えない
賃貸別荘は、原則として管理規約や契約に定められた範囲内での利用となります。そのため、
内外装をリフォームしたり物件に付帯する設備をカスタマイズしたりすることはできません。
また、物件が傷むような使い方は勿論禁止されており、内装や設備を破損した場合は修繕を行う必要があります。
備品の持ち込み等はある程度自由に行うことができますが、あくまで借り物であるため、自身で所有する物件のように自由に使えないことがデメリットです。
毎月の賃料が発生する
別荘を賃貸すれば、当然ながら契約期間中は毎月の賃料を支払い続ける必要があります。
利用しない期間も賃料は発生し続けるため、利用頻度・利用時期を見誤ると手痛い出費となってしまう場合があるため注意が必要です。
不要な賃料を支払わないためにも、無駄な出費で家計を圧迫したりしないためにも、賃貸別荘の利用計画・支払い計画については事前によく検討しておくことが重要となります。
別荘を賃貸する方法・手順
別荘を賃貸する際には、別荘を取り扱う不動産会社を経由して借りるのが一般的です。不動産会社が定める規約・ルールに従い、賃貸の契約を進めて行きます。
ここでは、一般的な別荘を賃貸する方法・手順について解説します。
1.インターネット等で希望の物件を探す
現代では賃貸別荘を取り扱う情報サイトが充実しており、豊富な写真と詳しい情報が掲載されているため、まずはインターネットを駆使して希望の物件を探します。
たくさんの物件を容易に比較検討できるというインターネットの特性を活かして、希望条件に見合った物件をピックアップしていきましょう。
希望通りの物件に入居できなかった場合も考慮して、いくつかの候補をあげて優先順位付けを行っておくのがポイントです。
ハウスバード株式会社では貸別荘に最適な、理想の物件探しもお手伝いしております。
気になった方はぜひお気軽にお問い合わせください。
2.物件が決まったら、不動産会社へ問い合わせ
希望の物件が決まったら、優先度の高いものから順に不動産会社へ問い合わせを行います。
問い合わせを行う際には、物件情報が掲載されたWebサイトから物件名・エリア・種別・価格等の確認を行い、間違いが無いことを確認してから問い合わせフォームを入力します。
フォームを送信した後、物件を取り扱う不動産会社から連絡があるため、物件に関する相談や内覧の予約を行います。
3.内覧等を行い物件を確認
不動産会社から物件に関する説明を受けたら、資料を閲覧するだけでは分からない部分も多いため、実際に利用を希望する物件について内覧を行っておくことをおすすめします。
内覧に関しては基本的にどこの不動産会社でも提供されていますが、入居者が退去する前の物件の場合は内覧を実施できないケースもあります。
内覧を行うことで別荘の賃貸で失敗するリスクを大幅に低減することができるため、契約前には必ず実施しておくようにしましょう。
4.不動産会社と賃貸条件について擦り合わせ
内覧まで済ませて物件の契約を希望する段階まで進んだら、不動産会社から提示された賃貸契約の条件・管理規約等について細かい確認や擦り合わせを行います。
契約後に齟齬やトラブルが生じるのを防ぐため、疑問点・不明点があれば契約前に不動産会社側に確認を行い、全て納得したうえで契約の手続きへと移行することが重要です。
賃貸別荘は基本的に途中解約が認められておらず、短期契約であったとしても一定期間は利用し続ける必要があるため、些細な疑問点・不明点でも手間を惜しまず確認を行っておきましょう。
5.契約・利用開始
不動産会社との擦り合わせを経て、利用条件・利用規約に納得したら、契約を締結します。
別荘の賃貸では契約締結の段階で初期費用の前払いを行うのが一般的であるため、契約と同時に支払いも済ませておきます。
契約時には保証人を求められる場合もあるため、事前に確認を行っておきましょう。
全ての手続きが完了したら、不足している設備・調理器具・消耗品等を持ち込んで別荘の利用を開始します。
賃貸別荘を利用する際のポイント
賃貸別荘にはさまざまなメリット・魅力がありますが、利用にあたってはいくつか意識しておくべきポイントがあります。
ここでは、賃貸別荘を利用する際のポイントについて解説します。より便利に快適に賃貸別荘を利用するためにも、ぜひご参考下さい。
定期借家契約である点に留意
賃貸別荘は、基本的に契約時点で期間が定められている定期借家契約である点に留意しておく必要があります。
原則として契約締結時に定められた期間内での途中解約は認められておらず、期間内に解約を行う場合は違約金を求められるケースもあるため注意が必要です。
そのため、契約前には別荘を利用する予定・期間・発生するコストについて入念な確認を行い、無理や無駄を省いて計画的に利用することがポイントとなります。
人気のエリアは早めに物件を押さえる
近年では別荘を賃貸で利用することは一般化しつつあるため、人気のエリア・人気の物件はすぐに他の利用者に抑えられてしまう傾向にあります。そのため、お気に入りの物件を見つけたら、できるだけ早く不動産会社に問い合わせを行い、賃貸契約を進めていくことが重要です。
特に、シーズンによりニーズが高まるエリアの賃貸物件においては、できるだけ検討期間を短縮して素早く契約を進めることがポイントとなります。
契約内容・利用規約は慎重に確認
賃貸の別荘はあくまでも借り物の物件であるため、契約・規約の範囲内で利用する必要があります。そのため、入居前には契約内容・利用規約については慎重に確認を行っておくことが非常に重要となります。
もしルールに違反してしまうと、違約金や修繕費用等を請求させたり、不動産会社との間にトラブルを招く原因となるため、入居後に不要なリスクを抱えないためにも必ず確認を行っておきましょう。
設備・備品についても要チェック
多くの賃貸別荘では、基本的な設備・備品は備え付けられているのが一般的です。しかし、どのような設備・備品が備え付けられているかは物件によって異なります。
別荘での生活に足りない設備や備品は調達する必要があるため、スムーズに別荘の利用を開始するためにも、契約前に必ず確認を行っておくようにしましょう。
貸別荘を運営してみたい方は
賃貸別荘を借りる側ではなく貸し出す側に回ってみたい方は、貸別荘運営を行ってみるのもオススメです。
別荘を宿泊施設として収益物件化することで、以下のようなメリットを得ることができます。
・賃料収入を別荘の維持・管理の費用に充てることができる
・ニーズを見極めれば十分な収益を得ることも可能
・自身も好きな時に別荘を利用することができる
・自身の趣味・嗜好を活かして自由自在に賃貸別荘を運営できる
貸別荘のトータルプロデュース事業を展開している弊社では、物件調査・収益試算から、物件のデザイン・企画、施工・許可取得・アフターフォローまでワンストップでのサポートが可能。
不動産価値を最大化する提案を行っていますので、貸別荘運営にご興味がある方は、ぜひご相談下さい。
まとめ
賃貸別荘は、多額の初期費用を用意することなく、手軽に利用できることが大きなメリット。煩わしい維持・管理の手間やコストについても考える必要が無く、ニーズに合わせて自由に物件を借りることができます。
近年では賃貸で利用できる別荘の数や種類も充実してきているため、購入は難しいけれども憧れの別荘生活を体験してみたいという方は、ぜひ賃貸別荘を検討してみることをおすすめします。