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別荘地への移住って現実的?実際の失敗事例やメリット・デメリットを比較

テレワークの一般化を通じて、人気が高まっている地方への移住。実は移住先として、東京からアクセスが楽で自然環境が抜群な、関東近郊の別荘地が注目を集めています。

 

実際に弊社にも、別荘地への移住や2拠点生活を考えている方からの相談が増えています。しかし、別荘地への移住を実際に考えてみると

 

「別荘地への定住や生活は実際に困ることはないのかな」

「移住に失敗した方の話は聞くけど、失敗の共通点はあるのかな」

「別荘地での生活がなかなかイメージできない」

 

など、様々な疑問点や不安点が出てくるかと思います。

ハウスバードは、エリア探しから、物件選定・活用などの別荘地への移住をトータルプロデゥースしている会社です。

 

この記事では、様々な移住相談をうけているハウスバードが

 

  • 別荘地での生活の現実と理想との違い
  • 失敗しない移住の流れ
  • 初心者が移住で失敗するポイント

 

などをまとめて解説していきます。別荘地への移住に特化した数少ない情報なので、ぜひ参考にして下さい。

実践者は語る!移住して気づいた理想と現実

豊かな自然や温泉など魅力的な別荘地のイメージですが、現実面では厳しいところもあります。ここからは、実際に別荘地と東京での2拠点生活を行っている方に聞いた理想と現実の違いについて解説します。違った点としては、以下の5点が挙げられます。

  • インフラが弱い
  • 買い物などの選択肢が少ない
  • 維持管理費用が高い
  • 移動時間や移動そのものが次第に負担に
  • シーズン以外は自然が厳しい

 

別荘地への移住における現実とのギャップについて、一点ずつ確認しておきましょう。

インフラが弱い

別荘地はもともと一時的な滞在のために整えられたエリアです。そのため、定住生活や長期の滞在の負荷に耐えられるインフラ機能が用意されていないことが多くなります。

 

特に山間部に位置する別荘地では、天気が変わりやすく災害リスクも高くなりやすいです。水道管やガス、電気などの基本的なライフラインが弱いため、悪天候などで工事業者が来れない場合には、ある程度自身で修理しなければいけません。

 

いい意味でも、悪い意味でも自然の影響を受けやすいです。災害時のインフラ対策なども含めて準備やトラブルを楽しめる方でないと、別荘地への移住は難しいと言えるでしょう。

買い物などの選択肢が少ない

別荘地での生活で困るのが、スーパーやコンビニなどの都市部では当たり前にある買い物施設が近場に無いという点です。

 

例えば、箱根の別荘地である強羅や仙石原から、スーパーやホームセンターへ買い物にでかける際には、車で1時間近くかかります。さらに、Amazonなどの配送サービスの対応エリア外の別荘地もあります。都市部では様々なサービスを受けることができましたが、別荘地では豊かな自然の反面、不便さもついてきます。

 

モノで困りたくないという方は、別荘地への移住だと不便さを感じてしまうかもしれません。

 

買い物などの面では不便さがある別荘地ですが、自家農園や譲りもので食材を調達できることも、別荘地ならではの強みです。Amazonなどの配送に関しては、付近の住民の方の声や口コミなどを参考に確認しておきましょう。

維持管理費用が高い

都市の住宅地では、気候が安定しており、ライフラインや土地が整えられています。そのため、建物の劣化などは起こりにくいです。しかし別荘地では、気候の変動が大きいだけではなく湿度や地盤など、建物の劣化が起こりやすい環境といえます。

 

そのため、定期的な手入れ・保険料やリフォーム、ライフラインの維持などに多額のコストがかかるといわれてます。建物は使わない分だけ劣化しやすいため、定住生活や2拠点生活などで定期的に使用している場合には、劣化しにくいですが、それでも都市部の住宅よりもコストはかかります。

 

別荘地への移住は、建築費や設備投資費用などの初期費用に注目しがちです。しかし、定期的な修繕費や温泉管理費などの独自のランニングコストが必要なこともあります。事前にランニングコストなどを算出しておきましょう。

移動時間や移動そのものが次第に負担に

別荘地への移住を検討する方の中には、2拠点生活の拠点や仕事場のある東京へ定期的に行き来する方もいます。別荘地への移住で負担になるのは、移動時間や移動そのものへの疲れであることが多いです。

 

徐々に別荘地へ帰るのがめんどくさくなったり、2拠点生活そのものを断念してしまうケースが非常に多いです。都会の喧騒から離れ癒やしを求めて移住生活をしているのに、別荘地での生活がストレスになってしまっては、元も子もありません。

 

自身が長距離移動にどれだけ耐性があるか、移動を楽にするためにコストを割けるかなどを確認しておきましょう。

シーズン以外は自然が厳しい

別荘地は、ある特定の季節だけ利用されることが多い土地です。そのため、シーズン以外には気候や自然環境が厳しくなります。例えば、山間部では冬には雪や寒波、海沿いのエリアでは海風や乾燥などが挙げられます。

 

シーズンごとの利用を考えないと、物件の選び方や設計でもトラブルが発生します。例えばサマーハウスとして建てられた軽井沢の中古別荘を、定住用として購入してしまった場合、冬には信じられない寒さになります。シーズン以外にも別荘を利用する場合には、季節ごとの変化に対応できるような物件を選択するようにしましょう。

 

別荘地への移住の流れと抑えるべきポイント

別荘地への移住は、自由度が高いこともあり、なにから手をつけていいのかわからないという方が多いです。ここからは、別荘地への移住を成功させるための流れやポイントを解説していきます。

 

段階ごとにきちんと確認しておきましょう。

別荘地探しの軸を決める

東京近郊だけでも、数多くの別荘地があります。それぞれ特徴は異なりますが、一見すると似たような別荘地もあります。例えば、伊豆と熱海の違いや、葉山と逗子の違いなどを理解して、どちらの別荘地を選択するかを考えることは難しいといえます。

 

まずは適切な別荘地をいくつかピックアップできるように、別荘地選びの軸を探しましょう。別荘地選びの軸となるのは、主に以下の3点です。

  • 軸1:今の人生のフェーズ
  • 軸2:今後の人生プラン
  • 軸3:家族の状態

一点ずつ確認しておきましょう。

軸1:人生全体での現在のフェーズ

キャリアプランなどをもとに別荘地を考える必要があります。

 

例えば、あまりキャリアを積んでおらず、年齢も若い場合には、中古別荘の購入にローンが通りにくいため、条件が悪く価格が安い物件しか購入できないなど、選択肢が限られます。さらに、子供が小さい場合には、学校や保育園などの条件も欠かせないでしょう。

 

現在の状況を鑑みて、生活や将来に必要な要素をまとめておきましょう。

軸2:使用していない間の活用プラン

今後の人生プランに応じて、物件の出口戦略を考えます。例えば、すでにキャリアを引退している場合には、相続で分けやすい設計や、相続後にも収益が発生するように旅館業免許をつけるなどの活用プランが考えられます。

 

一方で、子供が小さくこれからさらにキャリアを積む30代~40代で、別荘地への移住を考える際には、引っ越しや都内の生活に戻るため別荘を手放す可能性もあります。別荘地は売却しにくいため、売却できるまで、維持費分の収益を発生させる仕組みなどを用意しておく必要があります。

軸3:子供がいるのかなどの現状分析

 移住で悩む人の多くは、学校や子供の進学に不安を感じている方が多いです。学校の情報はあまり流通していないうえに、実態の部分は入ってみないとわからないことが多いため、不安を覚えるのも無理はありません。

 

「子供がいるのか」「子供はどの段階なのか」などに合わせて、教育施設の有無などの要素を洗い出しましょう。

 

また、持病などを持っている方がいる場合には、病院の有無などを調べる必要があります。別荘地には病院まで車で1時間以上かかる場所もあるため、必要な要素については必ず調べておきましょう。

専門家や購入経験者にヒアリング

別荘地の専門家としては、現地の建築士や別荘コンシェルジュなどが挙げられます。

  • どんな特徴のエリアがあるのか
  • どの程度の予算があれば、どの程度のレベルの物件が購入できるのか
  • 各エリアの特徴や違いはあるのか

などの要素をヒアリングしてみましょう。ついつい思いつくエリアだけを考えてしまいますが、客観的な意見をもらうことで、より魅力的なエリアに気づくことができます。

 

また、別荘購入経験者には

  • 生活のしやすい点や生活のしにくい点
  • 実際にどのぐらい通っているのか

などを聞いてみましょう。実際の生活の様子を想像し、移住の実態を把握してみましょう。

 

自分で別荘地や物件を探す前に、専門家や購入経験者にヒアリングしてエリアの候補を増やすことで、偏ったイメージで別荘地を選んでしまうのを防ぐことができます。

 

別荘地を洗い出し比較してみる

別荘地選びの軸や、専門家へのヒアリングをもとに一度別荘地候補を洗い出してみましょう。定数的な情報だけでなく、ヒアリングで得た定性的な情報も考慮して、優先順位を決めてみましょう。例えば、移動という要素をとっても、移動時間だけではなく、移動が楽か、乗り換えは少ないか、道は渋滞しやすくないかなどの観点が挙げられます。

 

全ての理想通りの別荘地は、ほとんどありえません。しかし、客観的な視点で候補地を洗い出し、優先順位を決め、比較し絞り込むことができます。実際にどの別荘地にするかは、内見を通じて順位を変えましょう。

現地で実際に移住体験をする

候補地を洗い出したら、各エリアで体験移住をしてみましょう。一般的には、物件やエリアを決めた後に、確認として体験することが多いです。しかし、エリアと物件を決める前に体験しておくことで、

 

  • 土地・物件探しの時間を減らすことができる
  • 情報と実態のギャップを知ることができる

 

などのメリットがあります。移住体験によって先に情報と実態の違いを把握し、比較的フラットな目線で別荘地を評価できます。そのため、当然候補から外れるエリアもでてくる。それにより物件探しや内見の時間を効率化することができます。

 

何度も別荘地から移動して苦労して決めた物件とエリアだと、実際に体験した際に実態と違う面があっても、「せっかく苦労したし」と決めたくなってしまう可能性があります。

 

しかし、別荘地や物件を探す時間と、生活する時間では、生活するほうが長いです。生活してから後悔しないように、事前に体験して冷静に別荘地を評価できるようにしましょう。

土地or物件探し

いよいよ、別荘探しのポイントである、物件・土地探しです。別荘地は気候の変動や湿気などの環境が厳しいため、土地や物件を探す際には、必ず建築士やエリアの環境に詳しい方と話すようにしましょう。

 

また、中古別荘は当たり外れがあるため、物件の見極めが必要です。土地の状態や良し悪しなども判断しなければいけません。単純な眺望や立地だけではなく、建築物としても問題がない物件を選びましょう。

 

自力や不動産会社以外にも、建築士やコンシェルジュなどを挟むことでより客観的な視点で物件を判断することができます。

工務店や建築士と設計を考える

設計を考える際には、何度も修正をする事があります。より満足できる物件を建てられるように、工務店や建築士とよく相談しましょう。

活用プランを考える

活用プランには様々なものがあります。

  • 貸別荘
  • 賃貸
  • 旅館業活用
  • 民泊
  • 時間貸し

工務店や建築士と共に、適した活用法を探しましょう。

 

別荘地への移住を今現在検討しているように、都市部への移住や地方都市部への移住などもこれから先起こるかもしれません。別荘地以外のところで生活する際に備えて、より柔軟な資産として活用できるようにする必要があります。

 

移住という「攻めの決断」には、活用や出口という「守りの対策」を考えておきましょう。

旅館業、民泊、貸別荘、消防等各種申請要件の整理

活用方法を決めた後には、各種申請の要件を洗い出します。別荘を建てるにあたっても自治体の許可が必要な場合もあります。何度も、役所に行って確認することがないように申請要件は確認しておきましょう。

施工開始、申請検査、各種機器設置、家具家電設置

施行中には、勝手に現場に入ったり、触れたりしてはいけません。気になる点があれば、「ブログに載せたい」などと断ってから写真で残しておく程度にしましょう。

 

別荘地では天候などで工事が遅れやすいです。工事監理者や現場監督者と進捗などを連絡しましょう。また、工務店選びの際には、進捗の共有などをマメにしてくれる工務店を選びましょう。

完成&移住開始

物件完成後いよいよ移住生活が始まります。引越し業者の手配や各種手続きを進めましょう。また、施行中にこれらをある程度準備しておくと楽です。

 

初心者が移住で失敗するポイント

初心者が別荘地で失敗する際には、以下4つの共通点が挙げられます。

 

  • 活用や売却について考えない
  • 知ってる別荘地だけで選んでしまう
  • 物件選びの段階で建築士などを入れない
  • シーズン以外の時期の情報を入手していない

 

失敗を防ぐためにも、一点ずつ確認しておきましょう。

活用や売却について考えない

移住のような「攻めの決断」をする際には、使わなくなった際の活用や売却などの「守り」の視点が重要です。

 

何かしらの事情があり、再移住や東京で過ごす期間がある場合もあります。これは予測できませんが、移住を考えている方のなかにはその可能性を考慮していない方もいるのではないでしょうか。

 

別荘地は物件が売却しにくく、何年も買い手がつかないこともあります。その際に使っていないのに、高額な維持費がかかります。そのため、損しないように活用や売却などの出口面での対策を行っておきましょう。

知ってる別荘地だけで選んでしまう

東京近郊の別荘地と言っても数多く存在します。例えば千葉という1エリアを考えてみても、館山、君津、鴨川、など様々なエリアがあります。また、外房を選ぶか内房を選ぶかによって特徴も異なります。

 

税金対策やステータスとして持つ別荘ならメジャーな場所でも問題はありません。しかし、知っている場所や有名な場所だけでは、候補も少なくなってしまいます。移住や2拠点生活などの生活を含む場合は、知っている場所ではなく最適な場所を選びましょう。

物件選びの段階で建築士などを入れない

中古別荘は、一般的な中古住宅よりも状態が悪いことがあります。そのため、見ておくべきポイントが複数あります。基礎や構造、土地の状態などはポイントがわかっていても、素人目にはわからない部分も多いです。

 

別荘地ではシーズン以外にも対応できる設計や、二重窓や湿気対策などの、自然に適した設計をする必要があります。物件選びの段階で建築士などの専門家を入れることでトラブルを減らすことができるのです。

シーズン以外の時期の情報を入手していない

別荘地を選ぶ際には、シーズンの情報のみを元に探してしまいがちです。しかし移住や定住などのシーズンをまたいだ滞在をする際には、注意が必要です。例えば、軽井沢では、夏だけの利用ならば、風通しの優れた設計というだけで問題ないでしょう。

 

しかし冬や夏過ぎも使うなら、二重窓にしたり湿気対策が必要です。

 

別荘地は、豊かな自然が魅力ですが、きちんと環境について理解しておかないと、生活しづらい物件になってしまいます。エリアに詳しい方や、経験者の方にきちんと聞いておきましょう。

 

別荘地移住はポイントを抑えて決めよう

別荘を購入する際には、物件購入費以外にも様々な費用を鑑みての検討が必要です。別荘の購入は自宅用の物件を購入する場合よりもエリア選定などの自由度が高く、その分様々な要素を選択する必要があります。

 

参考程度ですが、以下はハウスバードが、別荘を購入する際に検討するポイントの一部です。

 

  • ライフスタイルを考えた別荘のエリア選定
  • エリアの気候や環境に応じた設計・施工
  • お客様の趣味趣向を表現できる物件の選定
  • 予算に応じた柔軟な修繕方法の提案
  • 売却も見込んで、ご自身が使わない時でも活用できる設計・施工
  • お子さんの成長に合わせて世代を超えて使うことができるか
  • 新幹線・車などの交通手段が簡単かどうか
  • 使用しない間の管理方法や、管理費削減の方法など

 

ご紹介したポイントはほんの一部ですが、後悔しない別荘選びのためには様々な要素を考慮する必要があることがお分かりいただけるかと思います。しかし、実際に一人で全て考えて別荘を選ぶのは大変です。

 

ハウスバードでは、別荘コンシェルジュが別荘選びのプロとしてお客様の別荘選びを1からサポートします。予算や、エリア選定など、少しでも別荘さがしにお悩みがあれば、気軽に無料相談にお申し込みください。

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