軽井沢の別荘購入におすすめのエリアや価格は?
軽井沢に別荘購入を検討している方に向けて、各エリアの特色を解説します。
迷ったときのおすすめエリアや、物件価格(坪単価)の目安なども紹介します。
軽井沢の別荘購入におすすめのエリアは?
ひとくちに「軽井沢」といっても、さまざまなエリアがあります。
エリアごとに特色が異なるため、軽井沢に別荘購入を検討している方はまずエリア選びが大切になってきます。
別荘地・軽井沢のなかでも特に代表的なエリアと、その特色を紹介していきます。
旧軽井沢エリア
もはや説明する必要はないかもしれませんが、著名人も多く訪れるなど「これぞ軽井沢の高級別荘地」ともいうべきエリアが北軽井沢です。
旧軽井沢銀座を観光したことがある、という方も多いのではないでしょうか?
軽井沢でもっとも古い教会「軽井沢ショー記念礼拝堂」や、100年を超える歴史を持つ軽井沢屈指の老舗ホテル「万平ホテル」など、見どころ満載のエリアです。
ただし湿度が高い点には注意が必要です。
霧が発生したり、油断するとカビが生えたり、洗濯物が乾きにくかったりといったマイナスポイントがあることも知っておきましょう。
新軽井沢エリア
旧軽井沢と比べて都会的な街並みや雰囲気を持つのが、こちらの新軽井沢エリアです。
人気のアウトレット「軽井沢プリンスショッピングプラザ」をはじめ、カフェやレストランなどがズラリと軒を連ねています。
新幹線の停車駅「軽井沢駅」を擁するエリアですので、電車で通いたいという方にはまさにおすすめです。
観光客が多く訪れるため、静かに過ごしたいという方には不向きかもしれませんが、スーパーや幼稚園、銀行などが集まっているため、生活はかなり便利なものにできるでしょう。
中軽井沢エリア
中軽井沢駅を挟んで北側と南側に分かれています。
北側は日帰り温泉施設や野鳥の森など、自然を満喫するのに最適な環境で、別荘はもちろん、定住に適したエリアも含まれています。
一方、中軽井沢の南側はホームセンターや大型スーパーなど、商業施設が充実しているエリアです。
のんびり過ごしたい方には北側が、利便性を重視したい方は南側がおすすめです。
なお中軽井沢は地元の住民も数多く暮らしていますので、観光地的な雰囲気というよりは、地元的な生活感があふれるエリアです。
南軽井沢エリア
「軽井沢の別荘」というと、旧軽井沢のような木々が生い茂った、冷涼なエリアをイメージする方も多いかもしれません。
南軽井沢はそうしたイメージとは逆に、平野が広がり自然とスポーツを満喫できるエリアです。
ゴルフ場やサイクリングコースなどのほか、軽井沢町が運営する風越公園にはいろいろなスポーツ施設が設けられています。
近年、再開発でふたたび注目を浴びているレイクニュータウン(レマン湖を中心とした別荘地)があるのもこの南軽井沢エリアです。
追分エリア
緑が豊かな追分エリアも、軽井沢の別荘購入では必ずといっていいほど、候補に入るエリアです。
緑は豊かですが、旧軽井沢と比べて湿気が低いため過ごしやすさを求める方におすすめです。
追分エリア自体は商業施設がやや少ないものの、車で20分も走ると佐久市にたどり着きます。
大きめのショッピングセンターなどが立ち並んでいますので、週末にまとめ買いなどするのにも便利です。
軽井沢駅や旧軽井沢から遠いイメージを持つ方も多いかも知れませんが、車で15〜20分ほどと意外と近く、便利さと自然の豊かさのバランスに優れたエリアです。
南ヶ丘・南原エリア
軽井沢駅の近くにあるエリアで、旧軽井沢の次に高級別荘地として知られているのが南ヶ丘・南原です。
平均所得水準よりやや高めの総所得1,000万円超という、いわゆるニューリッチ層に人気が高いエリアといわれています。
大型商業施設「軽井沢プリンスショッピングプラザ」も近く、スーパーやホームセンターなどへもアクセスしやすいといった特徴があります。
旧軽井沢は高級すぎる、旧軽井沢よりももう少し利便性が高いエリアに別荘を持ちたい、といった方は検討してみる価値のあるエリアです。
千ヶ滝エリア
標高が高く、山の中にあるのが千ヶ滝エリアです。有名な星野リゾートを中心として、別荘地が広がっています。
軽井沢では最大の別荘地とされる西区のほか、東区や中区、山ノ区などがあります。
「あさまテラス」「新からまつの森」など有名な別荘地があるのもこのエリアです。
独特な雰囲気を持っていることから、これまで紹介してきた軽井沢の各エリアとは異なる別荘地がいいという方におすすめです。
ただし標高が高いため、気温は中軽井沢や南ヶ丘・南原など街なかと比べると1〜2℃ほど低めです。
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軽井沢の別荘購入でエリアに迷ったときは?
軽井沢はエリアごとにいろいろな魅力がありますよね。
別荘を購入する際、いざひとつのエリアに絞ろうとしても迷ってしまうかも知れません。
そんなときは、次のようなポイントを判断基準にしてみてはいかがでしょうか?
静かにのんびり過ごしたい方は「追分エリア」
商業施設などは少ないですが、その分価格も安く、またのんびり暮らすことができるのが追分エリアです。
お伝えしたように旧軽井沢などと比べて湿度も低いため、暮らしやすさも重視したい方にはおすすめです。
商業施設が少ないとはいえ、車ですぐに佐久市に入れるなど「不便」と感じることはあまりないでしょう。
生活の利便性を重視するなら「中軽井沢エリア」
別荘購入、定住を問わず日常生活の便利さを重視したい方は、中軽井沢を候補にしてはいかがでしょうか?
地元住民が暮らすエリアですので、日常生活に必要なものはほぼ中軽井沢で賄うことができます。
その上、北に行けば温泉や野鳥などの自然も楽しむことができます。定住者が多いというのもうなずけるエリアです。
車でのアクセスを重視するなら「南軽井沢エリア」
ゴルフ場やサイクリングコースなどスポーツを満喫したい方にピッタリな南軽井沢エリアは、上信越自動車道「碓氷軽井沢インター」から約10分と、車でのアクセスに向いています。
渋滞が発生しやすいハイシーズンも、インターから近ければ通いやすいですよね。
地元の農産物や加工品が購入できる「軽井沢発地市庭(ほっちいちば)」があるのも、この南軽井沢エリアです。
知名度や高級感、落ち着いた雰囲気を重視するなら「旧軽井沢エリア」
「せっかく軽井沢に別荘を購入するのだから、やはり知名度や高級感があるエリアがよい」という方は、軽井沢でもブランド力No1の旧軽井沢エリアが筆頭候補になるでしょう。
物件価格はその分高くなりますが、なかなか空きが出ず、出てもすぐに埋まってしまうほど人気があるエリアです。
軽井沢駅まで徒歩圏内で観光スポットも数多く存在する旧軽井沢エリアは、オシャレなカフェやレストランが建っていたり、少し離れれば自然を満喫できたりもします。
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軽井沢の別荘購入にかかる費用と物件の価格相場は?
続いて、軽井沢に別荘を購入する際にかかる費用や、エリアごとの価格相場を見てみましょう。
坪単価はエリアで大きく異なる
- 旧軽井沢エリア:60万円程度〜/坪
- 新軽井沢エリア:30万円程度〜/坪
- 南ヶ丘・南原エリア:20万円程度〜/坪
- 中軽井沢エリア:10万円程度〜/坪
- 追分エリア:数万円程度〜/坪
新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、上記よりも相場が高まっている傾向にあります。
そのためあくまで目安となりますが、このように坪単価はエリアによって大きく変わります。
特にステータス性の高い旧軽井沢エリアは中古の場合2,000万円以上からさまざまな価格帯の別荘が販売されていますが、億超えという物件も少なくありません。
同じく近年人気の南ヶ丘・南原エリアも、3,000〜5,000万円、あるいは億超えといった高級別荘が多く存在します。
一方、手頃な価格で別荘を購入したい方におすすめなのが追分エリアです。
土地価格も数百万円台からあり、戸建て別荘も1,000〜2,000万円などリーズナブルな価格帯のものが並んでいます。
住所が長野県ではなく群馬県になりますが「北軽井沢エリア」を選ぶ手もあります。
こちらは軽井沢町の条例の制約を受けないためコンパクトな別荘も多く、中には400〜500万円台で手に入る物件もあるようです。
別荘購入にかかる主な費用一覧
- 手付金
- 印紙税
- 仲介手数料
- 登記費用
- 固定資産税精算金
- 融資・事務手数料
- 水道負担金
- 火災保険料
- 温泉権利金
- 不動産取得税 など
別荘を購入する際は、物件代金以外にもこのような費用が必要になります。
またシロアリ駆除や各設備の修繕などをおこなう場合、その費用も計算しておかなければなりません。
別荘購入後も、交通費や通信費、光熱費や管理費などさまざまなランニングコストがかかりますので、それらも含めて予算を決定するようにしましょう。
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軽井沢に別荘を購入しよう!
週末や連休などは普段と別の場所で暮らしたい、二拠点生活を考えているという方は、思いきって別荘購入するのもおすすめです。
軽井沢は東京・名古屋・大阪・金沢などさまざまな場所から通いやすく、観光地や自然、スポーツ施設などあらゆるニーズに対応できる環境が整っています。
魅力あふれる軽井沢に、ぜひ別荘を購入してみてはいかがでしょうか?
別荘の購入は自宅用の物件を購入する場合よりも自由度が高く、様々な要素を選択する必要があります。特に、エリア選定やデザイン間取りの打ち合わせなどには、専門家との視点が必要になります。
参考程度ですが、以下は弊社が別荘を購入検討している方からご相談を受けた内容の一部です。
- 「温泉がある別荘がいいけど、どのぐらい費用がかかるの?」
- 「◯◯万円の予算で考えているけど、別荘は建てられる?」
- 「サウナ作りとかガーデニングとかもしたいけど庭を持てる別荘地はどこ?」
- 「維持管理費用にはどのぐらいかかるの?」
- 「使用しない間に第三者に別荘を貸し出すことってできますか?」
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