軽井沢の別荘はいくらくらいで買える?エリア別の特徴と値段相場や購入時の注意点をご紹介!
日本有数の別荘地である軽井沢。
軽井沢に別荘を持ちたいと考える方も多いのではないでしょうか。
本記事では、軽井沢の別荘についてエリア別の特徴と値段や購入時の注意点を詳しくご紹介します。
本記事を読めば、憧れの別荘を手に入れるための知識が身に付けられるので、是非最後までご覧ください。
※2021年11月現在において、新型コロナウイルス感染症拡大の影響から不動産の相場が高まっている傾向にあります。
今後の市況によっては変更の可能性も高く、下記の価格はあくまで目安となりますので、ご注意ください。
軽井沢に別荘を購入するならいくら必要?エリア毎の値段相場をご紹介!
日本有数の別荘地である軽井沢に別荘を持ちたいと考える方も多いでしょう。
軽井沢で別荘を持つ場合、どのくらいの値段で購入できるのか気になるところです。
軽井沢はエリアによって、相場も大きく変わってきます。
ここでは、エリア毎の相場について以下の通りご紹介します。
・高いと数億円必要!高級別荘地・旧軽井沢エリア
・旧軽井沢に次ぐ高級別荘地・南ヶ原・南原エリア
・軽井沢最大規模の別荘地エリア!中軽井沢北エリア
・利便性の高さが魅力!中軽井沢南エリア
・求めやすい価格でおすすめ!南軽井沢エリア
高いと数億円必要!高級別荘地・旧軽井沢エリア
旧軽井沢エリアは、著名人も多く別荘を持つ高級別荘地といえるでしょう。
他のエリアと比べても値段が高いのが特徴です。
特に、旧軽井沢銀座に近くなるほどに価格も高くなる傾向にあります。
安ければ数百万円台の物件もありますが、高いと数億円に達するところもあり、高台地か平坦地かでも価格帯が大きく変わる点も特徴といえるでしょう。
旧軽井沢エリアであれば、坪単価60万円程度からが一般的です。
中古物件であれば2,000万円台から購入可能な物件もありますが、新築物件で探すとなると最低でも5,000万円以上は必要だと考えられます。
軽井沢の別荘地としては最も高い価格帯のエリアです。
購入を検討する場合は、かなり高額になりますので覚悟しておきましょう。
旧軽井沢に次ぐ高級別荘地・南ヶ原・南原エリア
南ヶ原・南原エリアは、軽井沢駅が近く、旧軽井沢に次いで高級別荘地エリアです。
国道が近くを通っており車でのアクセスも良く、大型商業施設に近い点も人気の秘密といえるでしょう。
価格は軽井沢駅に近くなるほど、高くなる傾向にあります。
土地は2,000万円台から1億円程度が多いでしょう。
また、中古物件で探す場合、3,000万円前後から5,000万円以上が相場といえます。
軽井沢最大規模の別荘地エリア!中軽井沢北エリア
中軽井沢北エリアは、軽井沢最大規模の別荘地エリアです。
定住にも適した利便性の高い場所から自然豊かな別荘地まで豊富なバリエーションから物件を選べるのが特徴といえます。
また、軽井沢の有名観光地が密集する地域であり、このエリアに別荘を持っていれば気軽に観光スポットにも行きやすい点はメリットといえるでしょう。
中軽井沢北エリアの土地を探す場合、坪単価10万円程度からが一般的です。
中軽井沢駅に近くなるほど価格は高くなる傾向にあり、中古物件であれば2~3,000万円からの物件が多いです。
利便性の高さが魅力!中軽井沢南エリア
中軽井沢南エリアは、日常生活において利便性の高いエリアといえるでしょう。
中軽井沢駅より南側のエリアであり、大型スーパーやホームセンター、家電量販店などの商業施設が充実しているのが特徴です。
定住を検討している方やセカンドハウスなど年間通して利用したい方にはおすすめできるエリアといえます。
中軽井沢南エリアについても、坪単価10万円程度からが目安といえるでしょう。
価格帯としては、土地は1,000万円から2,000万円台が多く、中古物件であれば3,000万円以上が目安といえます。
商業施設と中軽井沢駅のラインに近くなるほど価格が高くなる傾向にあります。
求めやすい価格でおすすめ!南軽井沢エリア
上信越自動車道と碓氷軽井沢インター近くに位置する南軽井沢エリアは、ゴルフ場が多くあり、自然とスポーツを満喫できるエリアです。
町営の風越公園には各種スポーツ施設が設けられるなど、自然とスポーツを満喫したい方にはおすすめできるエリアといえるでしょう。
2016年にオープンした軽井沢発地市庭は、軽井沢で生産された農産物や加工品が多く販売されるファーマーズマーケットとして人気です。
南軽井沢エリアで土地を探す場合、坪単価10万円程度からが一般的でしょう。
土地は数百万円から2,000万円程度が多く、中古物件でも1,000万円から3,000万円台が多く、比較的安い地域となっています。
地価が安いため、広い敷地を購入したい方やコストを抑えたい方におすすめです。
自然の中でゆっくりと過ごせる!追分エリア
追分エリアは、軽井沢の西部にあり、信濃追分駅を含むエリアです。
商業施設などは少なく利便性は劣るものの、自然の中でゆっくりと過ごせる環境が魅力のエリアといえます。
追分エリアであれば、地価が安く、坪単価数万円程度からが一般的です。
地価が安いため、土地価格は数百万円台の物件もあります。中古物件であれば、1,000万円程度から2,000万円台の物件が多いため、手の届きやすい価格帯のエリアといえるでしょう。
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軽井沢で別荘を購入する際の注意点
軽井沢のエリア毎の特徴や値段の相場についてご紹介しました。
では、憧れの別荘を購入する場合、どのような点に注意しておくと良いでしょうか。
ここでは、軽井沢で別荘を購入する際の注意点について以下の通りご紹介します。
・300坪未満の土地は購入できない?
・維持費を考えておこう
・別荘の使い方や目的に合わせたエリアを選ぼう
300坪未満の土地は購入できない?
軽井沢で保養地域に土地を取得する場合、1,000㎡(302.5坪)未満の土地は購入できない点に注意しておきましょう。
軽井沢で保養地域に別荘地を購入する場合には、「軽井沢町自然保護対策要綱」という条例を守る必要があります。
1972年に軽井沢の景観を守る目的で制定された条例であり、この条例によると「別荘建築土地の最小面積は1,000㎡(302.5坪)」「容積率、建ぺい率は最大20%」と定められているのです。
敷地面積300坪の場合、例え坪単価10万円の土地であっても、最低でも3,000万円は必要な計算になります。
更に住宅部分の建築費用まで考えると予算額も相当な金額になる可能性が高いでしょう。
条例で定められる以前に建てられた物件や対象地域外であれば、この条例は適用されません。
しかし、条例が制定された1972年よりも前の物件を購入するとなれば、耐震面の不安が残る他、リフォーム価格が高くなる可能性も考えられます。
こうした点を理解した上で、別荘購入を検討するとよいでしょう。
維持費を考えておこう
維持費を考えておくのも購入時に注意しておきたいポイントといえます。
年数が経てば経つほどに各種メンテナンスが必要になります。
庭の手入れや建物のメンテナンス・修繕には相当な支払いが見込まれます。
中古物件を購入する場合、過去のリフォーム状況などをしっかりと確認しておくとよいでしょう。
値段の安さだけに惹かれて購入したものの、維持費が負担となって別荘を手放したという方も多くいらっしゃるようです。
また、メンテナンス等の費用以外にも、土地と建物の固定資産税や都市計画税の支払い義務も発生します。
物件の値段が高ければ高いほどに、固定資産税と都市計画税の支払い額は高額になるケースがほとんどです。
また、居住用の住宅の場合は、所得に応じた税額控除の利用が可能ですが、別荘の場合はこの控除が利用できません。
事前に維持費がどのくらいかかるのかをしっかりと確認してから購入を検討することをおすすめします。
別荘の使い方や目的に合わせたエリアを選ぼう
別荘を購入する場合、別荘の使い方や目的に合わせてエリアを選ぶようにしましょう。
別荘の使い方はどのようにお考えでしょうか。
例えば、将来的に定住やセカンドハウスとしての利用を考えているのであれば、商業施設などが近く利便性の高い中軽井沢北エリアや中軽井沢南エリアがおすすめです。
一方で、都会の喧騒から離れて自然の中でゆっくりと過ごしたいと考えるなら、南軽井沢エリアや追分エリアがおすすめできるでしょう。
このように、別荘の使い方や目的に合わせておかないとせっかく購入しても結局訪れる機会も減ってしまい、購入した意味がなくなってしまう可能性があります。
せっかく購入するのであれば、後悔しない使い方をしたいものです。
そのためにも、別荘の使い方や目的に合わせたエリア選定が重要である点は注意しておきましょう。
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まとめ
軽井沢のエリア毎の特徴と相場、別荘購入時の注意点について詳しくご紹介してきました。
日本有数の別荘地・軽井沢に別荘を購入する場合、エリア毎で価格が大きく異なってきます。
また、別荘を購入する際の注意点を押さえておかなければ、後悔してしまう結果になりかねません。
せっかくの別荘購入を後悔しないためにも、本記事を参考にして、是非とも憧れの別荘を手に入れてみてはいかがでしょうか。
※本稿で紹介しているデータは2021年11月10日時点で確認できたものです。
変動する可能性がありますので、最新情報は国土交通省や長野県などの公的機関が提供するオープンデータをご確認ください。
なお本稿では独自調査のほか、以下のデータを引用・参照しております。
データ引用・参照元1:国土交通省「地価・不動産鑑定:地価公示」
データ引用・参照元2:国土交通省「地価公示・地価調査・取引価格情報 _ 土地総合情報システム」
データ引用・参照元3:長野県「地価調査」
データ引用・参照元4:株式会社Land Price Japan「 土地価格相場が分かる土地代データ|公示地価・基準地価マップ」
別荘の購入は自宅用の物件を購入する場合よりも自由度が高く、様々な要素を選択する必要があります。特に、エリア選定やデザイン間取りの打ち合わせなどには、専門家との視点が必要になります。
参考程度ですが、以下は弊社が別荘を購入検討している方からご相談を受けた内容の一部です。
- 「温泉がある別荘がいいけど、どのぐらい費用がかかるの?」
- 「◯◯万円の予算で考えているけど、別荘は建てられる?」
- 「サウナ作りとかガーデニングとかもしたいけど庭を持てる別荘地はどこ?」
- 「維持管理費用にはどのぐらいかかるの?」
- 「使用しない間に第三者に別荘を貸し出すことってできますか?」
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