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土地の活用アイデアを17選紹介!活用方法を決めるときの注意点とは?

土地の活用方法について「土地の広さごと」あるいは「収益性重視」「少ない初期費用」などに分けてアイデアを紹介します。

活用方法を決めるときの注意点も解説していますので、あわせて参考にしてください。

1.広い土地の活用アイデア4選

まずは広い土地をお持ちの方に向けて、おすすめの活用アイデアを紹介していきます。

月極駐車場経営

契約者をどれだけ確保できるかによりますが、広い土地をお持ちであれば月極駐車場を検討してみてはいかがでしょうか?

初期費用がほとんどかからない上、安定した定期収入が見込めます。ほかの用途に転用しやすい点もメリットでしょう。

ただしどの活用方法にもいえることですが、需要がなければ収益は見込めません。都市部などで駐車場が少ない住宅街などであれば検討の余地があるでしょう。

 

トランクルーム経営

自宅や会社の倉庫などに入りきらない荷物などを保管するトランクルームは、年々需要が増えています。

やはり契約者を確保できれば、安定した定期収入が見込めるでしょう。

ビルの内部に個室を並べる方法や、コンテナを置くだけの屋外倉庫タイプのトランクルームもあります。

欠点を挙げるとすれば、やや収益性が低いといったところでしょう。

貸し農地

その土地の地目が「農地」であれば、農地として貸し出す方法もおすすめです。

若い世代の農業に対する興味が増している昨今、意外なニーズがあるかもしれません。

田舎の土地でも十分活用できるのは大きな魅力です。

ただし貸し農地の場合、エリアや広さにもよりますが貸出料はそれほど高くないのが一般的ですので、収益性の観点からは物足りないかもしれません。

太陽光発電用地

周辺に高い建物がなく、かつ日当たりがよいといったエリアであれば、太陽光発電用地にしてしまうのもおすすめです。

発電した電気を電力会社に売却(売電)することで、収益が得られます。

長期的な収益が見込める一方、売電価格が年々下がっている点、初期費用が高額な点、破損などへの備えが必要な点などはデメリットになってくるかもしれません。

2.狭い土地の活用アイデア4選

続いて、狭小地を抱えている方におすすめの活用アイデアを紹介していきます。

アパート経営

アパートであれば4戸程度からでも十分です。

2階建てにすれば、1戸25平米としても50平米、共用部分を含めて100平米未満で建てることもできるでしょう。

入居者が確保できれば安定した家賃収入が見込めます。

ただしアパートを建築するための費用は必要です。

また管理会社への支払いや大規模修繕工事のための費用なども用意しておかなければなりません。

シェアハウス経営

土地の上に戸建てが建っている場合や、戸建てを新築するなどして、シェアハウスとして貸し出す方法もあります。

学生が多く住むエリアなどは意外と需要があるようです。また立地によっては貸し別荘とすることも考えられるでしょう。

コインパーキング経営

車が2〜3台ほど停められる広さでも、十分コインパーキングを経営できます。

精算機といった設備に費用がかかりますが、都市部や交通量が多いエリアなどはニーズがあるため、継続的な収益が見込めるでしょう。

ほかの用途に転用しやすいといったメリットもありますが、一方で収益性がそれほど高くない点、大幅な節税効果は期待できない点などはデメリットといえるかもしれません。

 

自販機の設置

車1台分もない土地であれば、自動販売機を設置するといった方法があります。

販機は無償貸与、管理不要、負担するのは電気代とスペースのみといったメーカーも多く、手軽に始められる土地活用でもあります。

収益は立地やメーカーなどに左右されますが、ハマれば一定以上の収益を上げられるでしょう。

眠らせておくしか思いつかない土地をお持ちの方は、こうした方法も検討してみてはいかがでしょうか。

 

コインランドリー経営

本来であればある程度の広さがほしいところですが、コインランドリーは狭い土地でも十分経営できます。

特に住宅地や都市部などではニーズが高いため、そうしたエリアで経営すればそれなりの収益を見込めるでしょう。

 

ただし設備投資が必要なため、ある程度まとまった資金を準備しなければなりません。

また競合店が多いエリアの場合、価格競争に巻き込まれることも考えられます。

3.収益性を重視した土地の活用アイデア5

「収益性を重視したい」という方におすすめの、土地の活用アイデアを紹介します。

マンション経営

家賃8万円×24戸=192万円など、アパートよりも高い収益を期待できるのがマンション経営です。

高リターンを求める方はマンション経営を検討してみてはいかがでしょうか?

初期費用およびランニングコストは相当な額になりますので、まとまった資金を準備する必要があります。

また入居者が確保できなければ苦しくなります。事前のリサーチと利回りを確保できるかどうかが成功へのカギとなるでしょう。

 

コンビニなどの店舗経営

交通量が多いエリア、住宅街といったエリアならコンビニなどの店舗を経営するという方法もあります。

経営に関する知識や手腕が求められますが、人が集まりやすいエリアであればそれなりの収益が見込めます。

 

逆に人が集まりにくいエリアにコンビニなどの店舗を建てても、期待するほどの収益が見込めない可能性があります。

人件費がかかりすぎて手元にはほとんど残らないといったケースもあります。「集客しやすいエリアかどうか」を重視しましょう。

 

ホテル経営

駅の近く、観光地、空港などの施設の近くなどに土地をお持ちであれば、思い切ってビジネスホテルを経営するといった方法もあります。

ニーズと合致しリピーターを掴めれば、かなりの収益が見込めるでしょう。

 

一方、膨大な初期費用がかかる点や、失敗したと感じても簡単に取りやめることができない点、継続的な集客努力が必要な点など大変な部分が多いことも覚えておきましょう。

 

サ高住など高齢者福祉施設の経営

少子高齢化が進んだ日本では、高齢者向けの福祉施設に対するニーズが高まっています。

老人ホームや介護施設などがありますが、中でもサ高住(サービス付き高齢者向け住宅)は、賃貸マンションなどの経営に近いことから始めやすい土地活用のひとつといえるでしょう。

初期費用はそれなりにかかりますが、補助金や助成金を活用して抑えられるケースも多くあります。ただし一度始めると簡単に取りやめできないといったリスクもあります。

 

「1日から貸せる家」を経営する

上述のようにマンションやホテル、サ高住などを経営するに当たっては、大規模な投資が必要になります。

収益性が高い分、リスクも大きくなるのは仕方がない部分かもしれませんが、やはりそのリスクを想定した場合、諦めてしまうという方も多いでしょう。

そんな方々にぜひ知っていただきたいのが、ハウスバードの「1日から貸せる家」というサービスです。

「1日から貸せる家」のメリット

  1. マンションやホテルのような大規模な投資はかかりません。
  2. 旅館業の簡易宿所営業許可を取得することにより、非常駐での運営が可能となります。その分、ランニングコストが抑えられます。
  3. 一般的な賃貸としても貸し出すことができるため、万が一の際のリスクを大きく抑えることができます。

 

ハウスバードの「1日から貸せる家」は、初期投資を抑えつつ効率よく土地活用したい、という方にぜひおすすめしたいサービスです。

マーケティングやデザイン、建築から運営管理まで幅広く、かつ一気通貫でできるため、スピーディーかつコストを抑えられるのがハウスバードの強みです。

「1日から貸せる家」についてまずはぜひ一度、お気軽にお問い合わせください。

4.初期費用を抑えた土地の活用アイデア4選

とにかく初期費用を抑えたいという方におすすめの、土地の活用アイデアを紹介します。

土地貸し

マンションなどの家賃収入ほどの収益性は期待できませんが、初期費用をかけずに活用するなら借地にする方法がおすすめです。

借り手が見つかれば安定した収益が見込めるでしょう。

 

ただし借主がその土地に建物を建てる場合、簡単に返してもらうことはできません。

将来的にその土地を使いたい、売却したいといったことを考えているのであれば、慎重に判断する必要があります。

 

土地信託

信託会社・信託銀行に土地を提供し、配当金を得るという方法です。初期費用はほとんどかかりません。

所有権は一時的に移りますが、契約満了にともなって戻ってきます。

 

自分の都合で取りやめることが難しい点、利益が上がらなかった場合は配当金を受け取れないこともある点などはデメリットやリスクになるかもしれません。

 

等価交換

オーナーが土地を提供し、業者が建物を建て、両者で土地と建物を所有するというのが等価交換です。

オーナーは、提供した土地に見合う分のお金を得ることができます。

たとえば土地が4億円、建物が1億円だった場合、所有比率は【オーナー4:業者1】などとなります。

 

譲渡税の面で優遇措置を受けられることから、節税効果を期待したい方にもおすすめの方法です。

ただし所有比率で収益が変わってくるため、きちんと確認しておくことが大切です。

 

売却

「活用」というテーマからはずれてしまうかもしれませんが、いずれの活用方法もしっくりこないという方、あるいは面倒なことを避けたい方などは、売却も視野に入れましょう。

 

まとまったお金が手に入る上、固定資産税や都市計画税などの納税義務も消滅します。

そうしたメリットがある一方、土地を手放すため将来的に必要になったときに困る、譲渡所得に対する税金や仲介手数料、その他の諸費用がかかる、継続的な収入が得られなくなるといった点はマイナスポイントになるかもしれません。

5.土地の活用方法を決めるときの注意点

このようにさまざまな土地の活用アイデアがありますが、どういった方法を選ぶか決定する際、頭に入れておきたいポイントがあります。

その土地に合う活用方法かどうかを確認する

地域性やニーズを把握する

極端な例を挙げれば、田舎の土地をマンションや駐車場に活用しても成功は難しいでしょう。土地があるエリアの地域性やニーズは事前に入念にリサーチしておくことが大切です。

用途地域の種類やルールを理解しておく

土地は「都市計画法」に基づき、13種類のエリアに分かれています。エリアによっては住宅や店舗が建てられなかったり、建築可能な建物の大きさが決まっていたりします。地域性やニーズとあわせて、用途地域についてもよく調べておくようにしましょう。

 

リスクについてよく調べておく

いずれの活用方法にもデメリットやリスクがあります。

たとえばアパートやマンション経営であれば家賃の滞納や入居者トラブル、店舗経営であれば近隣トラブル、コインランドリーであれば利用者同士のトラブルなど、一例ですがさまざまなことが想定されます。

メリットが魅力的であることはもちろん大切ですが、デメリットやリスクについてもきちんと把握しておくこと、万が一の際に対処するための方法を講じておくことも重要です。

6.土地活用のプロの意見やアイデアも参考にしよう

 

ひと口に土地活用といっても、広さや形状、立地やそのエリアの気候・ニーズなど、さまざまな条件で適した活用方法が変わってきます。

「収益重視なのでマンションを経営したい」といった短絡的な根拠で土地活用を始めてしまうと、利回りを確保できず赤字になってしまうことも考えられます。

しかし、だからといって「これが成功する土地活用の方法である」というものはありません。

土地活用を成功させるため、失敗や後悔のリスクを最小限に抑えるため、その道のプロに相談し、意見やアイデアもらうことをおすすめします。

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