古民家物件を選ぶメリット・デメリットとは?まずは貸別荘で古民家生活を体験してみよう!
「古民家に住んで田舎暮らしをしてみたい」
このようにお考えの方も多いのではないでしょうか。
政府の推奨する働き方改革や新型コロナウイルスの影響から、テレワークなど会社に出社しなくても働ける環境が整いつつあります。
そのため、都心部ではなく、自然豊かな田舎暮らしに憧れる方が増えているのが現状です。
また、古民家には趣のある建物も多く、リノベーションして飲食店やカフェにしたり、貸別荘にしたりと古民家物件の価値が再認識され始めているといえるでしょう。
そこで、本記事では、古民家物件を選ぶメリット・デメリットについて詳しくご紹介していきます。
是非、最後まで読んで参考にしてみてはいかがでしょうか。
古民家物件の6つのメリット
古民家を選ぶメリットにはどのような点があるでしょうか。
ここでは、古民家を選ぶメリットについて以下の通りご紹介します。
・趣のある家に住むことができる
・安い価格で購入できる
・広い家に住むことができる
・良質な天然建材が使用されており身体に優しい
・税金が安くて済む
・補助金が利用できるケースも多い
趣のある家に住むことができる
古民家物件を選ぶメリットとして、古民家ならではの趣のある家に住める点があげられます。
古民家物件は、昭和初期頃までに立てられた物件が多く、現代の日本家屋にはない趣が感じられる家も多いです。
昔ながらの建築工法で建てられており、立派な梁や柱が使われているなど、現在の住宅と比較しても、間取りや内装の雰囲気、設備も大きく異なります。
大きな梁や柱は、現代では調達するのも難しく、マイホームに取り入れたくても莫大な費用がかかるため、簡単には取り入れられないのが現実です。
また、古民家物件は地方に残っているケースが多く、自然豊かな環境の中で風情ある田舎暮らしが満喫できる点はメリットといえるでしょう。
安い価格で購入できる
古民家物件は、安い価格で購入できる点も大きなメリットといえるでしょう。
古民家物件の場合、築年数が経過しているため、建物の資産価値としては、築浅の物件と比べても下がっています。そのため、築浅の物件と比べても安い価格で購入できるケースが多いのです。
田舎暮らしができるような地方の物件であれば、土地自体の価格も安く、広い一軒家であっても100万程度で購入できるというケースも珍しくありません。
このように安い価格で取得できる可能性がある点は古民家物件を選ぶメリットとしてあげられるのです。
広い家に住むことができる
広い家に住むことができるのも古民家物件を選ぶメリットといえます。
現在は、核家族化が進んでおりますが、かつては大家族で一緒の家に暮らすのが当たり前でした。
そのため、古民家物件の場合は間取りも広いケースが多いのです。さらには、屋根の裏まで見上げられる物件も多く、室内空間が広々している物件も多いでしょう。
地方物件であれば、土地も広いケースも多いです。広い土地に広々とした家でのびのびと暮らせる点は古民家を選ぶメリットとしてあげられます。
良質な天然建材が使用されており身体に優しい
古民家物件を選ぶメリットとして、良質な天然建材が使用されており身体に優しい点もあげられるでしょう。
現在の住宅では、化学物質を含んだ建材が使用されるケースが多いです。住宅建材に含まれている化学物質によって引き起こされるシックハウス症候群が心配という方も多いでしょう。
一方、古民家物件は基本的に自然にあるものだけを使って建てられています。そのため、リフォームやリノベーションで化学物質を積極的に使用しなければ、シックハウス症候群の心配も少なくて済み、メリットといえるのです。
税金が安くて済む
古民家物件は税金が安くて済む点もメリットだといえるでしょう。
固定資産税を計算するには「物件の固定資産税評価額×1.4%」で算出可能です。固定資産税評価額は建築年数によって補正され、築25年以上経過すれば新築時と比較して2割程度の税金で済む仕組みになっています。
このように古民家物件の場合、築浅物件と比べて税金が安くで済む点はメリットといえるのです。
補助金が利用できるケースも多い
古民家物件を購入する場合、補助金が利用できるケースがある点もメリットとしてあげられるでしょう。
地方の場合、過疎化対策として転居費用や購入資金の助成を行っている自治体もあります。
また、空き家問題解決のため、空き家対策の補助金制度を設けている自治体も多いです。
このように、古民家物件を取得する場合には、補助金が利用できるケースがあるため、事前に調べておくと良いでしょう。
古民家物件の4つのデメリット
古民家物件を選ぶメリットについてご紹介しました。
では、古民家物件を選ぶ際のデメリットとしてはどのような点があげられるでしょうか。
ここでは、古民家を選ぶ際のデメリットについて以下の通りご紹介します。
・リフォームやリノベーションが必要なケースが多い
・旧耐震基準の物件が多い
・冬場は寒さが厳しいケースも
・防犯やセキュリティ面で不安が残る
リフォームやリノベーションが必要なケースが多い
古民家物件はリフォームやリノベーションが必要なケースが多く、この点はデメリットといえるでしょう。
古民家物件は長年放置されているケースも多く、キッチンやトイレ、バスルームといった水回り関係や屋根部分などのリフォームが必要となる可能性が高いです。
購入費用などの初期費用は抑えられた場合であっても、維持費が高額になってしまう可能性がある点は注意しておきましょう。
旧耐震基準の物件が多い
古民家物件のデメリットとして、現在の耐震基準を満たしていないケースが多い点が考えられるでしょう。
古民家物件はその名の通り、数十年前に建てられた古い物件です。
旧耐震基準の物件であることがほとんどであり、大規模な地震が起きた場合には倒壊してしまう可能性も充分考えられます。そのため、耐震リフォームなどの費用が必要になる点は注意しておくと良いでしょう。
冬場は寒さが厳しいケースが多い
古民家物件を選ぶデメリットとして冬場は寒さが厳しいケースが多いでしょう。
古民家物件は木造であることが多く、現在の住宅と比べて、断熱性や気密性に劣っている物件が多いです。また、昔の住宅は隙間風が多く、断熱材が使用されていない住宅も多くあります。
そのため、暖房を使用しても部屋全体が温まりづらく、冬場は寒さが厳しくなるのです。
この点は古民家物件を選ぶうえでデメリットとして考えられるでしょう。
防犯やセキュリティ面で不安が残る
防犯やセキュリティ面で不安が残る点もデメリットとしてあげられます。
住宅が密集していない田舎の場合、周りの目も多くありません。また、古民家物件は窓が多く出入りも比較的容易な物件が多いです。
近所の方とのつながりが深い点は田舎ならではのコミュニティの良さではありますが、防犯面やセキュリティ面で不安を感じる方も少なくないでしょう。
このように防犯やセキュリティ面に不安が残る点は古民家物件を選ぶデメリットといえるのです。
古民家物件に住む前に一度体験してみるのもおすすめ!
古民家物件を選ぶメリットやデメリットについてご紹介してきました。
古民家物件で生活する場合、先ほどご紹介したようなメリット・デメリットも含めて、実際に生活してみないと分からない点も多いでしょう。
例えば、田舎の場合、都心部と比べても交通の便が悪く、スーパーや病院などの施設が遠方にあるケースも多いです。
そのため、古民家物件を購入する前に、実際に古民家物件で田舎暮らしを体験してみるのもおすすめできるでしょう。
貸別荘の中には、古民家をリノベーションしている物件も少なくありません。
別荘として古民家を取得し、平日は都心部で生活し、土日や祝日は別荘で田舎暮らしを満喫するといった暮らし方も良いでしょう。
また、自分たちが利用しない期間には貸別荘として貸し出すことで収益化も図れます。
憧れの田舎暮らしを古民家物件で過ごしてみてはいかがでしょうか。
まとめ
本記事では、古民家物件を選ぶメリット・デメリットについて詳しくご紹介してきました。
働き方改革によって多様な働き方ができるようになった現在、古民家物件の価値が見直されてきています。
古民家物件は現在の住宅とは異なり、古き良き日本家屋の趣に溢れた物件が多いです。
古民家物件のメリット・デメリットをしっかり理解して、上手に活用すれば資産としても価値も高くなります。
本記事を参考にして、憧れの田舎暮らしを古民家物件で実現させてみてはいかがでしょうか。
古民家を貸別荘に!
古民家に住む選択肢以外にも、貸別荘として古民家を貸し出しながら自分の好きなときに滞在する方法もあります。
古民家を活用した宿泊施設の運営と併せておすすめしたいのが貸別荘への投資です。古民家と同様に高い収益性や安定した賃料が魅力のビジネスです。
不動産投資を検討している方は古民家事業と併せて貸別荘への投資を検討しましょう。
古民家を貸別荘として運営するのであれば、ハウスバード株式会社の「1日から貸せる家」もおすすめです。
「1日から貸せる家」の特徴
- ホテルやマンションのような大規模な投資は必要ない
- 旅館業・簡易宿所営業許可を取得すれば非常駐経営が可能(ランニングコストの削減)
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ハウスバードは、東京や京都をはじめ北海道や箱根、軽井沢など全国各地で「1日から貸せる家」をプロデュースしています。
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