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軽井沢の別荘の相場ってどのくらい?エリアごとの特徴や相場を解説

 

別荘に憧れをいだいている方の中には、軽井沢で別荘を持ってみたいと考えている方もいらっしゃるでしょう。

ところで、軽井沢で別荘を購入しようと思えばどれくらいの費用が必要になるのでしょうか。

本記事では軽井沢の別荘について相場をお伝えしていきたいと思います。

 

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軽井沢の別荘の相場はどのくらい?

まずは、軽井沢全体の別荘の相場について見てみましょう。

2021年3月時点のSUUMOの物件情報を見てみると、中古戸建、土地のそれぞれの価格帯を多い順に並べると以下のようになっています。

 

中古戸建

・1位:4,500万円以上

・2位:2,500万円~3,000万円

・3位:1,000~1,500万円

 

土地

・1位:4,500万円以上

・2位:500~1,000万円

・3位:1,000~1,500万円

 

両方とも、4,500万円以上がもっとも多くなっていますが、これは価格帯の幅が多いという事情もあります。

土地の場合、当然ながら新築建物の費用も見込まなければならず、6,000~7,000万円以上は必要になる可能性が高いといえるでしょう。

 

一方で、500万円~1,500万円程度と比較的お手頃な価格で購入できる土地もあるようです。

 

軽井沢で別荘を購入するなら300坪以上の敷地面積が必要?

軽井沢で別荘を購入する際に押さえておかなければならないものとして、「軽井沢町自然保護対策要綱」という条例があります。

この条例は、軽井沢の景観を守ることを目的に定められたもので、以下のようなルールを守らなければなりません。

 

・別荘を建てる土地の最小面積は300坪

・容積率、建ぺい率は共に最大20%

 

敷地の最小面積300坪というと、仮に坪単価10万円/坪の土地であっても10万円/坪×300坪=3,000万円は必要です。

 

基本的に、土地の価格500~1,500万円などお手頃価格で別荘を購入しようと思えば坪単価5万円程度以下の物件を探すか、上記ルールの適用対象外となる北軽井沢など一部地域で土地を買い求めなければなりません。

また、条例が定められたのが1972年なので、それより前に建てられた別荘であれば条例の影響を受けずに済みます。

 

まずはこの点を理解しておくとよいでしょう。

 

軽井沢の別荘の相場はエリアごとに考えよう

軽井沢と一言でいっても、伝統のある旧軽井沢エリアから地元の住人も多い中軽井沢エリアなどいくつかのまとまりで分けることができます。

具体的には、以下のエリアで分けて考えるとよいでしょう。

 

・旧軽沢エリア

・南ヶ丘・南原エリア

・新軽井沢エリア

・中軽井沢エリア

・南軽井沢エリア

・追分エリア

・北軽井沢エリア

 

以下、それぞれの特徴や相場について見ていきたいと思います。

 

旧軽井沢エリア

旧軽井沢エリアは特に別荘地として人気のエリアで著名人が訪れることが多いのもこのエリアでしょう。

そのため坪単価は60万円程度と比較的高いものが多くなっています。

もちろん、安くで購入できる土地もありますが、高いものだと数億円するものもあるエリア。

特に旧軽井沢銀座に近いほど価格が高い傾向にあり、そうした立地のよいエリアで別荘を探すのであれば高額な費用がかかることを覚悟しておいた方がよいでしょう。

 

南ヶ丘・南原エリア

軽井沢駅の近くで利便性が高く、旧軽井沢エリアに次いで人気のエリア。

坪単価は20~40万円程度と考えておくとよいでしょう。

国道が近くアクセス良好。

プリンスショッピングプラザがあるなど、とにかく生活しやすいのが特徴です。

2,000万円程度から土地を探すこともできますが、軽井沢駅近くになるほど価格が高くなる傾向にあり、1億円程度必要になることもあります。

 

新軽井沢エリア

南ヶ丘・南原エリアにほど近いエリアで、こちらも軽井沢駅周辺であることから、軽井沢駅に近いほど坪単価が高くなる傾向にあります。

平均的な坪単価は30~40万円/坪程度と考えておくとよいでしょう。

 

中軽井沢エリア

中軽井沢駅周辺のエリアで、平均的な坪単価は10~20万円程度。

中軽井沢駅より北側は軽井沢最大規模の別荘地で、日帰り温泉施設や野鳥の森などがあります。

自然と一緒に暮らす、軽井沢での別荘生活のイメージにぴったりのエリアだといえるでしょう。

 

また、中軽井沢駅より南側には大型スーパーやホームセンターなどの商業施設が充実しており生活しやすい点もポイント。

中軽井沢駅に近いほど価格が上がる傾向にあり、土地の価格は1,000~2,000万円程度と考えるとよいでしょう。

 

南軽井沢エリア

南軽井沢エリアは上信越自動車道、碓氷軽井沢インターの近くで、比較的地価が安めなエリアです。

ゴルフ場が多くあるエリアで、自然やスポーツを満喫したい方におすすめだといえます。

坪単価は5~10万円程度と考えておくとよいでしょう。

 

追分エリア

軽井沢の中心部をやや離れ、西側にあるエリアのことで、こちらも坪単価5~10万円程度から土地を探すことが可能です。

買い物施設などは少なめですが、自然豊かな点がポイント。

軽井沢駅から車で15分程度と、生活するのに極端に困るというほどではありません。

 

北軽井沢エリア

旧軽井沢エリアよりずっと北側に進んだところにあるエリアで、こちらも坪単価5~10万円程度から探すことができるでしょう。

さらに、北軽井沢エリアは長野県ではなく群馬県になるため「敷地面積300坪以上」という条例の影響を受けずに土地を探せる点もポイント。

数百万円の土地も比較的簡単に見つけられるでしょう。

 

 

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別荘を新築するとどのくらいの費用がかかる?

軽井沢で別荘を購入するのであれば中古戸建を購入するか、土地を購入して別荘を新築する必要があります。

特に軽井沢での定住を考えている方は新築したいと考える方も多いのではないでしょうか。

ここでは、軽井沢で別荘を新築する際の費用について見ていきたいと思います。

 

拘らなければ2,500万円程度から新築できる

土地を購入して別荘を新築する場合、建物の性能やデザインにそこまで拘らないのであれば1,500万円程度から建てられます。

最近の新築住宅は低価格で高性能の住宅を建てられる設備が充実しており、「拘らなければ」という条件付きとはいえ、住むだけであれば不自由を感じない建物を建てられるでしょう。

 

ただし、軽井沢は湿度が高いことが特徴で、また冬場は非常に冷え込むことにも留意しなければなりません。

快適な生活を送るのであれば、一般的な住宅より気密性・断熱性の高い住宅を建てる必要があるでしょう。

 

また、折角軽井沢に住むのだからおしゃれな住宅にしたいという方もいらっしゃるはずです。

そうした、性能面やデザイン面を拘ると建築費用は高くなってしまいます。

 

中古物件で気になる物件を購入するのもおすすめ

やはり、新築住宅を建てるとすると費用が高くなってしまうもの。

軽井沢で別荘購入を検討している方はまずは中古物件を探すところから始めてみるのもよいでしょう。

中古物件であれば、おしゃれなデザインでも比較的お手頃な価格で購入できるといった物件を見つけることはできるはずです。

 

 

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まとめ

軽井沢の別荘の相場についてお伝えしました。

軽井沢と一口でいっても、エリアごとに特徴があり、それぞれに平均的な坪単価が異なります。

まずは、ご自分が軽井沢でどのような生活を送りたいか、またどんな別荘に住みたいか考えてから、別荘選びを始めてみるとよいでしょう。

その際には、ぜひ本記事の内容を参考にされてみてください。

 

 

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