コラム
【コラム】軽井沢の移住ってどうなの?軽井沢の基本的な内容や移住のメリット・デメリットなどご紹介
リモートワークが推進されていることもあり、
都会から離れて地方に移住する方、また移住を希望している方は増えています。
「移住」や「別荘」と聞くと軽井沢を思い浮かべる方もいらっしゃるでしょう。
実際のところ軽井沢への移住はおすすめできるのでしょうか。
本記事では、特に軽井沢への移住を考えている方に向けて
軽井沢に関する基本的な情報やメリット・デメリットなどお伝えしていきます。
軽井沢の移住に関する基本情報
まずは軽井沢がどのような特徴を持つ町なのか、基本的な情報を見ていきましょう。
軽避暑地としての軽井沢のスタートは1886年(明治19年)、
カナダ生まれの宣教師アレキサンダー・クロフト・ショー氏が当地を訪れたことがきっかけと言われており、
日本人だけでなく欧米人にもゆかりのある歴史ある町として知られています。
首都圏や中京圏からそう離れていないこともあり、
それらの地域に住む人達の別荘地や避暑地として非常に有名になりました。
新幹線では東京から1時間10分程度、都内からバスや自動車で向かうと2時間~3時間程度で到着します。
軽井沢の気候
軽井沢は標高1,000mにあり、夏涼しく冬寒いという特徴があります。
例えば、8月の平均最高気温を見てみると東京が30.8℃なのに対し、軽井沢は25.9℃です。
一方、1月の平均最低気温では東京0.9℃に対し軽井沢-8.7℃となっています。
移住するとなると夏の涼しさだけでなく冬の寒さについても十分注意しておく必要があるといえるでしょう。
なお、軽井沢は霧が発生しやすい地形となっており、夏は実際の気温だけでなく体感温度も低く感じられます。
また、昼夜の寒暖差が大きいことも特徴で、平均最低気温は札幌より低くなっています。
軽井沢への移住に補助金はあるの?
地域によっては移住者に対して補助金を交付する自治体もありますが、軽井沢はどうなっているのでしょうか。
この点、軽井沢は人気の別荘地ということもあり移住に対する補助金は2020年時点では見当たりません。
一方、多子世帯保育料補助や不妊治療補助など実際に住むにあたって助かる補助制度はかなり充実しているといえるでしょう。
補助金に関する情報は以下のサイトで見ることができます。
参考:https://www.town.karuizawa.lg.jp/www/genre/1000100000069/index.html
軽井沢移住のメリット・デメリット</h2>
軽井沢移住にはどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
ここではそれぞれについて解説していきたいと思います。
軽井沢へ移住するメリット1:過ごしやすい気候
軽井沢へ移住するメリットの1つ目として挙げられるものに過ごしやすい気候があるでしょう。
軽井沢は年間を通した最低平均気温が札幌より低くなっています。
また、霧が多い地域ということもあり夏には実際の気温以上に体感温度が低く、過ごしやすい気候となります。
一方で冬の寒さは厳しいですが雪がそれほど降らないということもあり、
北国への移住で心配されがちな雪かきについてそれほど心配する必要がありません。
軽井沢へ移住するメリット2:東京から新幹線で1時間ちょっと
東京都内から軽井沢へ移動するには車だと2~3時間、新幹線だと1時間ちょっととなっています。
例えば、リモートワークで週1程度出社といったケースでも無理することなく住めるでしょう。
軽井沢へ移住するメリット3:豊富な補助制度
軽井沢は多子世帯保育料補助や不妊治療補助など補助金の種類が豊富です。
自然が豊富ということもあり、首都圏や中京圏から充実した子育てをするために
移住するケースでも満足のいく結果を得られやすいといえるでしょう。
軽井沢へ移住するデメリット1:自動車がないと不便
都心からの移住の場合、自動車なしで移住するのは
不便に感じることが多いというデメリットが挙げられるでしょう。
日々の買い物でも自動車を使わないと不便に感じることも多いようです。
特に冬は非常に寒くなることもあり、自転車での移動は苦痛に感じるだけでなく雪やスリップの問題もあります。
大人1人に1台自動車が必要になるため、
都心からの移住で1台ももっていないという家庭にとっては出費が大きくなってしまうでしょう。
軽井沢へ移住するデメリット2:道路は渋滞しがち
軽井沢で生活する際には車で移動しなければならない場面が多くなっていますが、
一方で観光地ということもあり休暇シーズンは道路が渋滞してしまうという問題があります。
中にはマナーの悪い人もいるようなので、そうした面は覚悟しておいたほうがよいでしょう。
軽井沢へ移住するデメリット3:生活コストが高くなってしまう
軽井沢は年間を通して寒い気候ということもあり光熱費が高くなってしまいます。
また、リモートワークの場合で通勤に新幹線を利用するといった場合には、
そうした費用も見込んでおかなければなりません。
この点については移住する前にある程度シミュレーションするなどしておくとよいでしょう。
ただ、毎日の生活については基本的な食費などは都心と比べて安い傾向にあります。
光熱費が増えた分、他で調整するなどできると安心できるのではないでしょうか。
軽井沢への移住を事前に体験してみよう
軽井沢への移住に憧れを抱いている方で、不安もあり一歩を踏み出せないという方は、
軽井沢への移住体験を実施している企業もあるので利用してみるとよいでしょう。
airbnbなどで長期で別荘を借りて住んでみるのも良いかもしれません。
一般的な移住体験の内容
軽井沢への移住体験では、用意された戸建住宅など1泊2日で利用できるといったものが多いようです。
単に泊まるだけでなくお子様がいる家庭では近くの公園や保育園に足を運ぶといったコースを選べる他、
薪ストーブ体験など雪国ならではの体験もできるようになっています。
なお、軽井沢は自動車社会ということもあり、移住体験の段階から自動車での移動が推奨されているようです。
自分で自動車を所有していないという方はレンタカーを借りるなど検討するとよいでしょう。
移住体験するなら季節はいつがいい?
軽井沢への移住を見越して体験するのであればやはり季節は冬がいいでしょう。
夏は涼しく過ごしやすいことも多い軽井沢ですが、冬は寒さが厳しく雪も降るからです。
どのくらい降るのか、また道路を走るときのスリップなど、
どの程度覚悟しておく必要があるのかなど確認しておくとよいでしょう。
とはいえ、夏の体験が必ずしも意味がないというわけではありません。
軽井沢は夏涼しいですが湿気が高いこともありカビなどの問題は起こってしまいます。
また、避暑地として有名で東京都心から車で2~3時間程で行き来できることから
夏には観光客が非常に多くなります。
できる限り、移住体験とまではいかなくとも、
移駐前にそれぞれの季節について現地に足を運んでおくことをおすすめします。
まとめ
軽井沢への移住について、軽井沢の気候など基本的な情報や移住のメリット・デメリットなどお伝えしました。
軽井沢は都心からの移住者が多く、地方でありながら利便性など含めて
過ごしやすい環境にあるといえるでしょう。
一方で寒さが厳しいといった他、軽井沢ならではのデメリットもあるため
本記事の内容を参考に事前にしっかり検討しておくことが大切です。
「空き家活用の方法を探している」「空き家を所有してしまったがどうすればいいかわからない」
そんなお悩みがあれば、ハウスバードにお任せ下さい。
数多くの空き家活用を手掛けてきたハウスバードの
「ハウスバード流空き家活用マニュアル」では空き家活用に関する知識を網羅的に紹介しています。
空き家を所有した全ての方にとって知ってほしい情報が満載の資料ですので是非ダウンロードして下さい。