キャンプ場経営は儲かる?キャンプの現況や収支面、経営のポイントをご紹介
アウトドアブームが続き、キャンプを趣味にしている人や、土地を持っている人の中にはキャンプ場経営を検討されている方もいらっしゃるでしょう。
キャンプ場経営は儲かるのでしょうか?
本記事では、キャンプ場に関するデータや収支面などお伝えするとともに、キャンプ場経営を成功させるためのポイントをご紹介します。
キャンプ場経営は儲かるの?
果たして、キャンプ場経営は儲かるのでしょうか?
ここでは、一般社団法人日本オートキャンプ協会のデータを元に、キャンプ場の現状について見ていきたいと思います。
オートキャンプ参加人口は7年連続で前年超え
一般社団法人日本オートキャンプ協会の「オートキャンプ白書2020」によると、オートキャンプ参加人口は2013年頃から上昇が続いており、2012年に720万人ほどだったものが、2019年には860万人まで増えていることが分かります。
本データでは2019年、新型コロナウイルスによる影響が及ぶ前までの状況しか分かりませんが、この7年で需要が拡大しているといえるでしょう。
コロナ禍でも続くキャンプ人気
また、同じく一般社団法人日本オートキャンプ協会の「オートキャンプ白書2021」によると、新型コロナウイルスに影響下にあった2020年には、比較的「密」を避けられるレジャーということでキャンプに注目が集まったと書かれています。
結果、2020年のオートキャンプ参加人口は「610万人」と、2019年より下がってはいるものの30%減に留まっており、国内旅行などと比べると小さな下げ幅だったことが分かります。
今後、新型コロナウイルスの感染が収まれば、さらに大きく上昇することが期待できるでしょう。
とにかくやることが多い別荘探しを効率化し、自己利用と収益化を両立する方法はこちら▶
要件整理、エリア選定、物件選定、デザイン間取りの打ち合わせ、施工監理etc とにかく別荘購入には手間がかかります。さらに、それぞれの工程で抑えておくべきポイントは様々です。そこで、別荘を購入するまでの流れを各ポイントごとに「別荘さがしマニュアル」で解説しています。
個人向けに多くの別荘地で、別荘をプロデュースしてきたハウスバードだから分かる、別荘探しのノウハウや落とし穴を解説しています。別荘探しのノウハウをぜひ無料でダウンロードしてご一読ください。
キャンプ場の種類
キャンプ場の経営を考えているのであれば、まずはどんな種類があるのかを押さえておきましょう。
具体的には、以下の3つに分けて考えると分かりやすいです。
・オートキャンプ場
・ロッジやコテージ・バンガロー
・グランピング
それぞれ解説します。
オートキャンプ場
オートキャンプ場の「オート」は自動車のことで、自動車を近くに停めてキャンプを楽しめるタイプのキャンプ場です。
普通のキャンプ場だと、駐車場からテントを張る場所まで荷物を運ばなければなりませんが、オートキャンプ場であればそうした手間がかかりません。
区画がしっかり設けられている区画サイトと、自由にテントを張れるフリーサイトの他、サイト内にガレージが設けられたガレージサイトといったタイプもあります。
ロッジやコテージ・バンガロー
ロッジやコテージ・バンガローなど建物に泊まる施設です。
テントを張る必要がなく、また食事を提供するケースもあることから、どちらかというと旅館やホテルに近い業態だといえます。
アウトドアを楽しみたいけど、テントを張るのは面倒といった方や、虫が苦手といった方向けの施設でしょう。
グランピング
グランピングはグラマラスとキャンピングを掛け合わせた造語で、ベッドや家具、テーブル、テントなどがおしゃれに配置されており、自然の中で優雅にキャンプを楽しむことができます。
こちらも食事が提供されるケースがあり、テントや食事の準備など面倒なこと抜きで自然の中での一時を楽しめるようになっています。
とにかくやることが多い別荘探しを効率化し、自己利用と収益化を両立する方法はこちら▶
要件整理、エリア選定、物件選定、デザイン間取りの打ち合わせ、施工監理etc とにかく別荘購入には手間がかかります。さらに、それぞれの工程で抑えておくべきポイントは様々です。そこで、別荘を購入するまでの流れを各ポイントごとに「別荘さがしマニュアル」で解説しています。
個人向けに多くの別荘地で、別荘をプロデュースしてきたハウスバードだから分かる、別荘探しのノウハウや落とし穴を解説しています。別荘探しのノウハウをぜひ無料でダウンロードしてご一読ください。
キャンプ場経営の収入と費用
キャンプ場経営では、具体的にどのような収入を期待でき、またどのような費用が発生するのでしょうか。
以下、それぞれ解説していきます。
キャンプ場経営の収入
キャンプ場経営にもいくつかの形態がありますが、やり方次第で以下のような収入を見込めるでしょう。
・サイト利用料や宿泊施設利用料・駐車料
・器具レンタル料
・売店売上
・体験料
まず、オートキャンプ場等であればサイト利用料が、コテージやバンガローであれば宿泊施設利用料の収益を見込むことができます。
また、別途駐車場を設置する場合には駐車料を請求することもできるでしょう。
サイト利用料の平均は4,000円程度です。
コテージやバンガローであれば5,000円~1万円、また高級グランピングであれば数万円の宿泊料を見込むことができます。
なお、オートキャンプ白書2020によると1泊2日の1回あたりのキャンプ費用は上記以外に高速代やガソリン代、食材などを併せて平均で2万1,695円でした。
キャンプ場経営の費用
次にキャンプ場経営の費用には次のようなものがあります。
・人件費
・水道光熱費・通信費
・修繕費
・保険料
・広告宣伝費
上記のうち、最も高くなりやすいのが人件費だといえます。
足りなければサービスの質低下を招き、多すぎれば費用が高くなるため、常時目を光らせておく必要があるといえます。
特にキャンプには繁忙期と閑散期があるため、臨機応変に対応する必要があるでしょう。
ある程度の規模があるキャンプ場であれば、正社員を管理職として置き、繁忙期には短期のアルバイトを配置するなどすると効率的に経営できるといえます。
とにかくやることが多い別荘探しを効率化し、自己利用と収益化を両立する方法はこちら▶
要件整理、エリア選定、物件選定、デザイン間取りの打ち合わせ、施工監理etc とにかく別荘購入には手間がかかります。さらに、それぞれの工程で抑えておくべきポイントは様々です。そこで、別荘を購入するまでの流れを各ポイントごとに「別荘さがしマニュアル」で解説しています。
個人向けに多くの別荘地で、別荘をプロデュースしてきたハウスバードだから分かる、別荘探しのノウハウや落とし穴を解説しています。別荘探しのノウハウをぜひ無料でダウンロードしてご一読ください。
キャンプ場経営を成功させるためのポイント
ここでは、これからキャンプ場の経営をしていきたいと考えている人が、事業を成功させるためのポイントとして、以下3つをご紹介します。
・資金を蓄えよう
・キャンプ場のコンセプトを明確にしよう
・キャンプ場経営者と交流を持っておこう
それぞれ解説します。
資金を蓄えよう
キャンプ場経営は繁忙期と閑散期のあるビジネスです。
また、天気に左右されることもあり、天気次第では思った以上に売り上げが落ちてしまった…といった事態に陥ってしまう可能性があります。
そうした事態に備えて、キャンプ場経営を始めるまでにまとまった資金を蓄えておくことが大切です。
資金は自分で貯蓄するのもよいですが、金融機関からの融資を検討してみるとよいでしょう。
まだ経営実績がないのであれば、日本政策金融公庫の創業融資が候補に挙がります。
また、魅力的なコンセプトを打ち出せるのであれば、クラウドファンディングで資金を募るのも一つの方法です。
出資の返礼としてキャンプ場へ招待するようにすれば、出資金も集めやすくなります。
キャンプ場のコンセプトを明確にしよう
キャンプ場と一言でいっても、その形態はさまざまです。
例えば、オートキャンプ場とコテージ、グランピングであればそれぞれかかる費用も、ターゲットも大きく変わります。
まずは、立地など含めて、キャンプ場のコンセプトをどうするか、しっかり練り上げることが大切だといえます。
コンセプトについては、すでにキャンプ場を経営している人や専門家にアドバイスを貰うことも検討するといいでしょう。
キャンプ場経営者と交流を持っておこう
コンセプトに限らず、キャンプ場経営者と交流を持っておくと、経営を進めていくにあたってヒントを貰えることが多いでしょう。
経営者は1人で事業を進めていかなければならず、基本的には孤独です。
経営のヒントを貰えるか貰えないかに関わらず、同じくキャンプ場経営に取り組む同志と交流を持っておくことでモチベーションの維持につながるといった側面もあります。
まとめ
キャンプ場経営についての現況や概要、収支面、経営を成功させるためのポイントをお伝えしました。
近年アウトドアブームが続いており、コロナ禍においてもソロキャンプが流行るなどキャンプはさらなる注目を集めています。
今後、コロナ禍が収まれば大きく需要が拡大する可能性があるといえるでしょう。
本記事の内容を参考に、今のうちにキャンプ場経営について考えてみてはいかがでしょうか。
別荘の購入は自宅用の物件を購入する場合よりも自由度が高く、様々な要素を選択する必要があります。特に、エリア選定やデザイン間取りの打ち合わせなどには、専門家との視点が必要になります。
参考程度ですが、以下は弊社が別荘を購入検討している方からご相談を受けた内容の一部です。
- 「温泉がある別荘がいいけど、どのぐらい費用がかかるの?」
- 「◯◯万円の予算で考えているけど、別荘は建てられる?」
- 「サウナ作りとかガーデニングとかもしたいけど庭を持てる別荘地はどこ?」
- 「維持管理費用にはどのぐらいかかるの?」
- 「使用しない間に第三者に別荘を貸し出すことってできますか?」
要件整理、エリア選定、物件選定、デザイン間取りの打ち合わせ、施工監理etc とにかく別荘購入には手間がかかります。ハウスバードでは、多くの別荘プロデュースを行ってきたノウハウを元にご相談を受け付けております。「別荘って貸せるの?」「ローンは組めるの?」など簡単な質問からでも受け付けております。ぜひご相談ください。